(2017年1月15日追記)
モノとモノをインターネットでつなぐ「IoT」。今では多くのモノに利用されている技術です。
そんな「IoT」技術には不可欠なものといえば、マイコンや基板などで構成されたモジュールです。今回は、「IoT」の開発に使えるモジュールをまとめてみます。

PCに負けないモジュールたち


PCに負けずとも劣らない頭脳を備えた、ハイスペックなモジュール。「IoT」と一言で言っても、扱う情報やプログラムの量はバラバラです。複雑なプログラムや大量のデータを処理する「IoT」を開発するには、高性能なCPUは無くてはならない存在でしょう。

Arduino


Arduinoは、入出力ポートを備えた基板にマイコンを組み込んだモジュールです。C++から派生した開発言語であるArduino言語で開発可能です。「IoT」の入門キットとしても多く紹介されており、多くの書籍も出ています。また、製品の種類が豊富なのも魅力で、後に紹介するEdisonと相互性があるものもあります。
Arduino – Home

Arduinoについては、「「IoT」開発のベースとなるハードとソフト「Arudino」とは?」で概要をまとめています。

Raspberry Pi


Raspberry Piは、多くの入出力ポートを備えた基板にマイコンを組み込んだ
ミニコンピュータです。ディスプレイやスピーカー、キーボード、マウスなども付けられ、Raspberry Pi単体でコンピュータとして完結しているところが魅力です。
Raspberry Pi – Teach, Learn, and Make with Raspberry Pi

Raspberry Piについては、「「IoT」にも使える超小型PC「Raspberry Pi」とは?」で概要をまとめています。

Edison


Edisonは、SDカードサイズの超小型マイコンボードです。拡張ボードがセットになっているものもあり、先に紹介したArduinoと組み合わせて開発する事も可能です。さらに、無線LAN機能を搭載しているのも魅力です。
The Intel® Edison Module | IoT | Intel® Software

Edisonについては、「「IoT」にも使える超小型PC「Raspberry Pi」とは?」で概要をまとめています。

モノとモノをつなぐモジュールたち


モノとモノをつなぐ、無線通信機能を備えたモジュール。無線通信は、「IoT」には欠かせない機能です。様々な通信規格に対応したモジュールが必要になるでしょう。

XBee


XBeeは、短距離無線通信のZigBee規格に基づいて通信を行えるモジュールです。ArduinoやPICマイコンと組み合わせて、容易に無線ネットワークを組む事ができます。さらに、Wi-Fi通信が可能な製品もあります。
XBee Products – Digi International

TWE-LITE


TWE-LITEは、2.4GHz帯無線を採用した超小型通信モジュールです。そのサイズは、1円玉よりも小さくて軽くなっています。さらに、消費電力が少ないのも魅力です。
“モノ”をつなぐ無線マイコンモジュール TWE-Lite(トワイライト)- MONO-WIRELESS.COM

SBDBT


SBDBTは、USBのBluetoothトグルを接続すると、Bluetooth通信が可能になるモジュールです。USB接続ポートより少し大きいぐらいのサイズです。pickit3を使って自由にカスタマイズする事が出来ます。
PIC24FJ64GB004 小型マイコン基板 SBDBT – ランニングエレクトロニクス

モノを知るためのモジュールたち


モノの状態を調べるモジュール。「IoT」でモノとモノをつなぐ目的のひとつは、対象の状態を知る事です。その為には、様々なセンサーを搭載したモジュールが必要になるでしょう。

TWE-LITE-2525A


TWE-LITE-2525Aは、先に紹介したTWE-LITEに、コイン電池ホルダと3軸の加速度センサーを搭載したモジュールです。コイン電池で動き、モノの移動や衝撃、振動などの状態を把握する事が出来ます。
加速度センサー無線タグ TWE-Lite-2525A( トワイライトニコニコ) – MONO-WIRELESS.COM

Beacon


Beaconは、モジュールではなく技術になりますが、位置測定に特化したものになります。この技術は、Bluetooth通信を利用して、室内での正確な位置測定を可能にしています。

どのモジュールを使おうか


今回は、大きくテーマに分けてモジュールを紹介しました。「IoT」開発においては、対象のモノの形状や使用状況によって、様々な種類のモジュールを組み合わせる必要があるでしょう。モジュール選定の際には、是非参考にしていただければと思います。